事務所は、2024年3月28日に、設立10周年を迎えました。これもひとえに、お客様やお取引先様のご愛顧やご支援をはじめ、事務所を支えてくれている所員の奮闘や事務所に関わってくださるすべての方々のお陰と心より感謝申し上げます。
10周年の節目の日に所員とその関係者の方々とで開催した祝賀会において、これまでの10年間を振り返るとともに、これからの10年にかける想いを、所員同士で共有いたしました。
今後も、経営理念『私たちはより良い社会の実現を目指されるお客様のチャレンジに貢献する』のもと、経営ビジョン『特許事務所の役割を創り出し続けてお客様と共に成長する』の実現を目指して、所員とともに目の前の仕事に全力で取り組んで参ります。
2024年4月所長西村 啓一
私は、より良い社会の実現を目指されるお客様のチャレンジに貢献したくてこの事務所を設立しました。私たち特許事務所は、お客様のチャレンジに貢献するために、お客様の知的財産の創造・保護・活用をお客様と共に実現する役割を担っています。
私は、知的財産をはじめとするお客様の大切な情報を取り扱う私たち特許事務所の役割は、私たちの意識次第で無限である、と考えています。私たちがお客様から信頼して頂けるサービスを提供することで、お客様から私たちへの期待は増えます。お客様からの期待が増えれば、その期待にお応えするために私たちが果たすべき役割も増えます。
これまでの特許事務所の役割にこだわらず、お客様からの期待に応える姿勢を持ち続けて、私たち自身が私たちの役割を創り出し続けてお客様と共に成長する、そんな事務所であり続けていきます。
2014年4月所長西村 啓一
1968年8月2日生まれ(山口県出身)
名古屋工業大学大学院 生産システム工学専攻(1993年修了)
私たちが仕事をする上で大切にしている価値観です。
この価値観の背景には、「いい仕事をすれば愉しい仕事が出来るようになる」といった考えがあります。
いい仕事:
お客様の期待を超える成果を出す仕事。「ここまでやってくれてありがとう」と評価してもらえる仕事。
愉しい仕事:
自律的にできる仕事。自分が成長できる仕事。
出来る:
愉しい仕事に挑戦できる能力が身に付く。愉しい仕事に携わる機会が増える。
アクセス
有楽町線・南北線・半蔵門線「永田町駅」 6番出口より徒歩3分
丸ノ内線・銀座線「赤坂見附駅」11番出口より徒歩7分
南北線・銀座線「溜池山王駅」5番出口より徒歩7分
丸ノ内線・千代田線「国会議事堂前駅」5番出口より徒歩7分
私たちのブランドシンボルは、2本の柱と、これを結ぶ1本の線とで構成されています。向かい合う2本の柱は、私たちとお客様とを表しています。1本の線は、お客様からの期待に応えるために私たちが果たすべき役割を表しています。同時に、2本の柱はより良い社会への扉、1本の線はその扉を開ける鍵を表しています。
「私たちが役割を果たすことで、より良い社会への扉が開く」
私たちがブランドシンボルに込めた想いです。
2015年7月入所
関西大学大学院 工学研究科 材料工学専攻
なぜこの仕事を選ばれたのですか?
企業の開発部に在職中に、自身の発明の特許出願などを通じて知財の仕事に興味を持ちました。在職中に弁理士の資格を取ったこともあり、知財を兼務している法務部に移るつもりでした。異動を待つ中で、開発に区切りがつき、35歳を超えたこともあり、これが最後の機会と考えて、この業界に転職しました。
この事務所に入ったきっかけは何ですか?
知人の紹介です。私には将来やりたいことが有ります。しかし、大手の特許事務所では、仕事が細分化されていますし、小規模な特許事務所では、既存の仕事に重きを置く傾向にあるため、普通の特許事務所では難しいことが分かりました。そんな中、知人を介してご紹介頂いた方が西村先生でした。まず、「特許事務所の役割を創り出し続けてお客様と共に成長する」という経営ビジョンが、私の将来像に合致しました。そして、面接で「(一人前になったら)ぜひ、やってみて下さい。」と仰っていただきました。もう、西村先生しかいない!と思いましたね。
西村先生の指導内容について聞かせてください。
すごく丁寧です。挨拶や敬語などの対人関係から、受話器の置き方に至るまで、微に入り細を穿つご指導をして下さいます。明細書は、全文添削で、修正もびっしりと書き込んで下さいます。質問も基本的に即時対応して下さいますし、お忙しいときでも大抵は10分待つかどうかです。ただし、先生が度々仰る「調べ上げて考え抜いて説明し尽す」という基本的なことは必要です。
また、明細書の書き方や、仕事の進め方などにおいて、先生の方針を押し付けるのではなく、我々と一緒に考えて下さり、良いと判断されたことは即時対応して下さいます。打合せについても、同席させて頂ける機会が多く、質問の仕方やお客様の考え(アイデア)を捉える視点など、間近で知ることができます。
どんな仕事をされていますか?
私は弁理士としては半人前ですので、今は先生の指導の下、国内の特許出願と、内外の特許出願業務を中心に、主に明細書の作成をしています。他には、各種調査、意匠出願、特許の内外出願・中間処理、英訳和訳に関するガイドラインの作成などを受け持っています。今は弁理士としての土台作りの段階ですので、業務の種類は少ないですが、状況を見て色々な仕事を割り当てて頂いています。
西村啓一国際特許事務所の魅力は何ですか?
西村先生と所員とが、同じ想いで仕事をしている点でしょうか。それぞれが自分の役割を認識していて、パズルのピースが嵌っていく感じがしています。西村先生を含め、所員間で気楽に話ができる雰囲気も良いですね。仕事面では、特許・意匠・商標の国内、内外、外内業務、著作・不競関連の相談、販売差止や警告対応、事業化の相談など、多種多様な仕事がある点も魅力です。また、多くの人にお会いでき、お話を伺う機会(飲む機会?)が多い点も魅力ですね(冷蔵庫と棚に並んだお酒の数々が物語っています)。
西村先生ってどんな人?
吉田松陰と阪神タイガースとをこよなく愛する山口県民です。仕事には真摯に取り組まれますが、普段は、体験談や世間話など、よく話をされています。とにかく人が好きで、老若男女を問わず人に好かれる、弁理士としては稀有な方です。
貴方の、そして事務所のこれからの課題を教えてください。
一つ一つの仕事を丁寧にこなすこと、弁理士として一人前になること、が当面の課題です。その後については、まだ温め中です。
事務所の課題は、「人」ですね。西村先生を筆頭に本当に良いメンバーであると思っておりますが、我々もまだまだ成長過程です。お客様に信頼して任せて頂ける人になる必要があります。また、事務所が成長するためにも、新しい人材の確保が急務であると思います(西村先生、お願いします)。
事務所で働いてみたい方に一言、お願いします。
チームの一員として仕事のできる方、何かやりたいことが有る方、「特許事務所の役割を創り出し続けてお客様と共に成長する」という弊所の経営ビジョンに共感を頂ける方であれば我々は大歓迎です。話を聞いてみたいという相談でも私でよければ対応致しますので、気楽にご連絡ください。
2015年11月入所
東京理科大学 理学部第一部 応用化学科
なぜこの仕事を選ばれたのですか?
私は、知財に携わることで、企業の価値を高めることに貢献したいと思い、この業界に飛び込みました。もともと知財に興味を持ったきっかけは、大学の授業です。それまで、理系出身の私は技術には興味がありましたが、知財(法律)の世界は縁のないものだと思い込んでいました。しかし、授業を受けてみると、知財が技術と事業の架け橋であることに気づきました。技術が世の中に広まるためには事業化をする必要がありますが、事業化をするためには知財の保護・活用が企業の要になります。私は、この仕事を通じて、技術と事業の架け橋を繋ぐ手助けをし、良い技術を世界中に広めたいです。
入所動機を教えてください。
入所を決めた一番の理由は、自分次第で自分の役割を創り出すことができる点です。私は、弊所において、最初のアシスタントですが、アシスタントという枠を超えて、様々な案件に関わらせて頂いています。また、私は知財の実務経験がなかったので、学べる環境があるという点も重要なポイントでした。入所してから気づいたことですが、自分の意見を気兼ねなく発言できるところも私に合っていると思います。
どんな仕事をされていますか?
現在は、特許以外のアシスタント業務を担当しています。担当している案件の法域・国・過程などは様々ですが、一つ一つの案件について熟考し、お客様により良いサービスが提供できるよう、日々奮闘しています。ときには、外国の制度について外部に問合せをしたり、自分で調べて報告することもあります。毎日、幅広い仕事に関わることができるので、学ぶことが多く、楽しいです。
一日の過ごし方(仕事の流れ)を教えてください。
8:45 | 出勤 |
8:50 | 観葉植物に水をあげる(観葉植物の水やりを担当しています) |
9:00 | 朝礼(当日のスケジュール、連絡事項等をメンバー全員で確認をしています) |
9:10 | 案件リストのチェック(毎週月曜日にメンバー全員でチェックをしています) |
9:30 | 商標の拒絶理由の内容確認 |
10:30 | 商標の審決例を調べる |
11:30 | 商標の拒絶理由の内容を西村先生に報告 |
12:00 | お昼休憩(お昼寝をするメンバーもいます) |
13:00 | ラジオ体操(メンバー全員で第1・第2をしています) |
13:10 | 掃除機をかける(快適で清潔なオフィスを保つため、定期的に掃除をしています) |
13:15 | 意匠の出願用図面のチェック |
14:00 | 意匠の出願用図面のチェック結果を西村先生に報告 |
14:30 | 外国の商標登録証のチェック |
15:00 | お客様への報告書類の作成 |
15:30 | 内容証明郵便の送付準備 |
16:30 | 外国商標出願の指定商品を洗い出す |
19:00 | 外国商標出願の出願内容を西村先生に報告 |
19:30 | 退勤 |
仕事において、心掛けていることを教えてください。
私が常に心掛けていることは、細かい気づきを大切にすることと、仕事の質の向上への努力を怠らないことです。私は多種多様な案件を担当しているので、案件が立て込んでくると慌ててしまうことがあります。そんなときでも、細かいことにアンテナを立てられる心の余裕を持つように意識しています。また、仕事の質を向上するために、改善点はないか、常に考えるようにしています。お客様への報告書に関しては、細かいところにまで気を配り、より分かりやすい資料作成を心掛けています。その他には、事務所の整備(資料の保存場所、包袋の管理等)についても、メンバー全員が良いパフォーマンスを発揮できるように、より良い事務所環境の構築を目指しています。何事も改善する意思がなければ成長はないと思うので、改善点の探求は続けていきたいです。
事務所で働いてみたい方に一言、お願いします。
弊所は、メンバー一丸となって、事務所の経営理念のもと、お客様の期待を超えるサービスを提供することを目指しています。ご興味のある方は、是非弊所までお気軽にお立寄りください。
2018年1月入所
Dublin City University MA in Translation Studies
なぜこの仕事を選ばれたのですか?
私は、学生時代に培った英語力を活かした仕事をしたいと長年思っていました。そして大学院で翻訳学を専攻し、知財業界で翻訳をしておられた教授から明細書翻訳について学ぶ機会があり、それがきっかけとなり、この業界に興味を抱くようになりました。英語力だけでなく、国語力を存分に活かせる業務も多いので、語学が好きな私としては、この仕事を選んで正解だったと日々感じています。
入所動機を教えてください。
いくつかありますが、大きな決め手となった理由がふたつあります。ひとつは、面接の時に感じた、事務所の和気あいあいとした雰囲気に魅力を感じたからです。これまで業界問わず数社の面接を受けてきましたが、面接後に所員全員との食事に誘われた所はこの事務所だけで、食事をしながら所員の方々と話をして、この事務所で働いている自分を自然と想像できました。入所後も第一印象の通り、所員はチームとして、日々協力しながら仕事をしています。
ふたつ目は、小規模な事務所のため、知財未経験の私でも、様々な業務を任せていただけることです。法域問わず、そして出願から特許・登録までの一連の関連業務を経験し、この業界で必要な基礎を身につけることができることを面接の際に知りました。私は、いずれは特許翻訳をやりたいと思っていましたが、質の高い翻訳文の作成のためには、このような基礎が必要不可欠だと感じており、自分の将来のビジョンに合った仕事ができると感じたため、この事務所への入所を決めました。
どんな仕事をされていますか?
主に、アシスタントとして、法域問わず、国内や外国のお客様への報告業務をしています。西村先生には、サービス業として、常にお客様を第一に考えて仕事をするように日頃からご指摘いただいているため、分かりやすい文面の書簡の作成や、報告のタイミングを常に意識して仕事をしています。また、出願前の明細書のチェックも担当しています。文法チェックや、英訳しやすい日本語で作成されているのかのチェックをしています。まだ分からないことだらけですが、疑問に思ったことは常に調べて、時には所員の方々に質問し、身に着けていきながら、できることを確実に増やしたいという姿勢で日々仕事をしています。
今後の目標を教えてください。
法域問わず、様々な制度を覚えて、いずれはその知識を基礎として、質の高い翻訳制作をしたいと思っています。そのために、いま担当しているチェック業務を通して、翻訳者の技術や、明細書を作成した弁理士の文章力に触れて、確実に目標達成したいと考えています。また、これからは英語力ではなく、この業界に特化した知財英語力を勉強して、目標としている質の高い翻訳文の作成や、今担当しているチェック業務に活かしていきたいと思っています。
事務所で働いてみたい方に一言、お願いします。
私は新卒でこの事務所に入所し、入所してから、西村先生をはじめとする所員の方々に様々なことを指導していただきました。普段の業務にかかわることだけでなく、社会人としての基本的なビジネスマナー等、働いていく上で重要なことをこの事務所で習得することができます。小規模な事務所ですが、研修制度は整っており、何か目標があり、知財業界で頑張りたいという想いのある方は、この事務所で大きく成長できると思います。
2020年4月入所
Insearch Institute of Commerce, University of Technology, Sydney
Tourism Management
なぜこの仕事を選ばれたのですか?
私は前職では米国就労ビザの申請代行会社に22年間勤め、企業の米国駐在員のためのビザ申請書類の作成、申請代行及びビザのコンサルティングを行っておりました。前職での多様な業種の企業(飲料、金融、自動車部品、測量機器、薬品、健康食品など)との関わりの中で、消費者の利便性だけでなく、原価低減、生産・業務効率や品質の向上を目的とした事業の土台を支える新しい技術が常に開発されていることを知りました。それらの高度な技術や開発に関わる優秀な技術者は、企業にとってどれほど貴重なものであるかと感動することが何度もありました。前職は知財とは全く異なる業界でしたが、私は「企業の財産(人材、技術開発力)を守り、事業の発展の一端を担う」という根元にある使命感が前職と同様に知財の仕事にも共通してあるのではないかと親近感と興味を持ちました。
また、お客様に代わって官庁や政府機関に提出する書類を正確に作成すること、お客様と委託会社、現地代理人或いは官庁との間に立ってスケジュール調整や折衝を行うことや、事務とはいえ専門的な知識を要する業務が多いことなど、前職と共通する点があり、前職で培った経験が活かせるのではないかと思い、退職を機に特許事務所への転職を決めました。
入所動機を教えてください。
前述の通り前職は知財業界ではなく、私は知財の知識も実務経験もありませんでした。
採用には業界経験者が優遇されることは覚悟の上で面接を受けましたが、私という人間をしっかりと見て審査していただいているように感じました。西村先生やスタッフの皆さんの印象がとても良く、この事務所の一員として仕事が出来れば、とわくわくしたことを覚えています。
私は、「相手の立場に立って考える」ことが仕事をする上で重要なことだと考えています。それは、お客様はもちろん、職場のスタッフや協力会社の担当者に対しても当てはまることで、どうしたら分かりやすく伝わるか、喜んでもらえるか、を考えながら、的確で丁寧な説明や書類作成の正確性を常に意識して行動してきました。西村啓一国際特許事務所の経営理念や行動指針を見たとき、私のその考えに通じるところが多くあると共感し、この事務所でやりがいを見出せるのではないかと思いました。また、面接の中で西村先生が知財の知識も経験もない私に「知財の知識や業務については、少しずつ丁寧に確実に覚えていってください。」と仰ってくださったことも大きな励みとなり、この事務所への入所を決めました。
どんな仕事をされていますか?
事務アシスタントとして特許庁に提出する書類やお客様への報告書類の作成と、案件毎の事務所保管用の書類ファイルの管理をしています。また、弁理士業務のアシスタントとして調査資料の素材や情報の収集を行っています。まだまだ先輩スタッフが担っている事務業務のほんの一部のアシストしかできませんが、制度や手続に関する知識を増やして担当する報告業務や期限管理業務の範囲を広げ、一日も早く、先輩スタッフが主業務に集中出来るように、安心して業務を任せてもらえるようになりたいです。
どのような働き方(オフィスワーク、テレワーク、時差出勤など)をされていますか?
入所後まもなくして、コロナ禍により事務所全体がテレワークに切り替わりました。テレワーク開始から約2カ月間は、阪本さん、和田さん、杉村さんにそれぞれ毎日1時間ずつ、オンライン通話で講義をしていただきました。講義内容は、知財に関する法律、制度や事務業務についてで、理解が不十分なところをさらに詳しく、分かりやすく、丁寧に教えていただきました。
現在は、テレワークを基本として勤務していますが、月に1~2回時差出勤をして、事務所保管用の書類の整理を行っています。また、毎日オンライン通話で西村先生との面談があり、1日の業務の中で私が疑問に思ったことについてのアドバイスはもちろん、先生がこれまでに体験なさったお客様や海外の代理人とのエピソード、これからの事務所の在り方や先生が抱く今後のビジョンなどをお話してくださいます。新人の私が、事務所の一員としてのモチベーションや方向性を見失わないようにするためのお心遣いだと思います。
今後の目標を教えてください。
事務業務に必要な制度や手続を覚えて、特許庁に提出する書類やお客様への報告書類を正確に作成し、自分が担当として受け持つ業務を着実に増やしていくことが現在の目標です。作成する書類には事務所独自の型があるので、その型をまずしっかりと覚えた上で、自分のこれまでの知識や経験を活かして、業務効率を上げる提案が出来るようになりたいです。
事務所で働いてみたい方に一言、お願いします。
西村先生は、ご自身が目指す事務所の在り方や事業の方向性についてはっきりとしたビジョンをお持ちで、その考えに至ったこれまでの経験や理由を具体的に示してくださいます。事務所内の風通しも良く、情報共有も容易ですし、何か議題が持ち上がればスタッフ全員の意見を聞く体制が整っていますので、とても良い職場環境であると実感しています。
新人に対して、スタッフ全員が協力してきちんと学べる環境を整えてくださいます。また、お客様、海外の特許事務所やスタッフ同士など、人との関わり方を意識しながら業務を遂行する大切さと、そのための業務の進め方や書類の作成方法を丁寧に教わることができます。この事務所で得た知識や経験は、自身の強みとなり、一生の財となり、また社会人として更に成長する要素となると思います。
知財業界に興味がある方、西村啓一国際特許事務所に興味のある方は、是非ご連絡ください!
2021年6月入所
明治大学 農学部農学科 作物遺伝育種研究室
この事務所の魅力は何ですか?
事務所内の雰囲気が明るく、元気なところです。西村先生の性格も大きく反映されていると思いますが、エネルギーに満ち溢れて、活気がある事務所です。弊所は、外国事務所との仕事も多いのですが、語学に強い点も魅力です。さらに、忘れてはいけないことですが、所長を筆頭に若いスタッフで運営されていることもあり、柔軟性があって、将来性がある事務所です。そこが、また、魅力です。
事務所の将来性をどこに感じていますか。
私は、第2世代だと西村先生から伝えられています。第1世代は、設立から2020年度までを、試行錯誤しながら築き上げてきた先輩たちです。この第1世代は、西村先生の思いを良く理解し、事務所運営の隅々まで知っています。言うなれば、ミニ西村。この第1世代が育ったからこそ、まさに今、私たち第2世代が採用されて、育成してもらえる環境があります。私たち第2世代は、早く一人前になって、次の第3世代につなげる役割があります。次のビジョンを共有できる点に、将来性を感じています。
西村先生の指導内容について聞かせてください。
私は、弁理士として、特許だけではなく、知財に関わるすべての業務に携わりたいと思っていました。そのチャンスを与えてくれるのが、この事務所だと思います。今は、業務として、特許を中心に、明細書のチェックや作成、中間処理の対応、外内翻訳文のチェック等を担当することが多いです。しかし、やる気があれば、どんな分野にもチャレンジさせてくれるので、新しい業務を教わりながら、業務をどんどん広げている感じがします。また、弊所には、共通の「型」がたくさんあり、明細書も、その型に基づいて作成されるのが特徴です。この「型」があるので、書くことが大きく異なるということがほとんどないと言えます。明細書の品質は、高く維持される工夫があります。西村先生は、「型」が分かりやすい明細書をつくり、「型」によって明細書の品質が補われていると指導されます。私は、武道の「守・破・離」と同様に、「型」をまねしながら、仕事をさせていただいています。
仕事への意気込みを教えてください。
仕事の報酬は仕事である。この言葉は、弊所の行動指針です。若い時には、「なんのことだ!」と思ったかもしれません。しかし、今は、非常に含蓄のある指針だと感じています。仕事を通じて対価をもらうことも大事ですが、そのことよりも、お客様から次の仕事を依頼されることは、もっと大事なことだと思います。次の仕事を依頼されるのは、お客様からの信頼の結果であり、自分の成長の証しだと思います。そのために、今は、全集中で仕事に取り組んでいます。
お客様への対応で心がけていることは何ですか。
まずは、挨拶。次に、クイックレスポンスです。仕事では、まずお客様からの信頼を得ることが大事だと思います。そのために、お客様と接する「はじめの挨拶」が、大事だと考えています。しかし、最近は、仕事もリモート。お客様と直接対面する機会も少なくなりました。挨拶の思いがなかなか伝わりにくくなっています。そこで、メールが大事だと教わりました。西村先生からは、とにかく「クイックレスポンス」と言われます。クイックレスポンスは、お客様からの信頼獲得の第一歩だと思い、特に心がけています。
なぜこの仕事を選ばれたのですか?
私は、経済成長期に子供時代を過ごし、バブル崩壊後に社会人になって、家庭を持ちました。子供たちの将来を考える中で、これからも日本の良さを維持・発展させていくためにはどうすれば良いだろうかと、まじめに考えた時期があります。そのときに、これからの日本を支えるのは、やっぱり「人」だ。この人の創造力を最大限に活かすことが大事だと考えました。人の創造力を財産化する一つの手段が、知的財産権の活用や保護にあります。人を最大限に活かせる仕事かな⁉と思いたち、この仕事を選びました。
弊所に興味のある方に一言。
弊所の仕事は、企業活動の後方支援という位置にあります。知的財産権は、難しそうに思える分野ですが、企業活動の有力な武器になるものです。ある統計で、業績が伸びている企業は、知的財産権を有効に活用しているとの結果が示されていました。弊所は、伸びようとする企業と共に成長していける事務所です。スタッフは、企業のチャレンジに貢献することをマインドにもっています。これからは、日本だけでなく、海外とも当たり前にビジネスを展開していく時代です。そんな時代に、後方支援として企業の活動を支えていく「志」ある事務所です。新たなチャレンジを応援し、自らもチャレンジしていける環境があります。
2021年10月入所
国際基督教大学 教養学部 アーツ・サイエンス学科
略歴と入所のきっかけを教えてください。
ホテル・ゴルフ・メディカル事業を展開する会社で人事や、メディカル部門の企画・広報を経験した後、省庁所管の組織で国際会議の誘致や社内ITインフラの整備、海外駐在等を経験してきました。その後、第1子の出産を機に、約1年間の育児休業を取得し、2021年4月から仕事に復帰しました。フルタイムでの仕事復帰でしたが、仕事と家庭との両立は予想以上に大変で、改めて働く理由や今後のキャリアについて考えるようになりました。その結果、私はこれまで、広く浅く様々な業務を経験してきましたが、もっと専門性を磨いていきたいと思い、転職することを考え始めました。
そのような時期に、偶然にも西村啓一国際特許事務所の求人と出会い、面接していただく中で、特許事務が未経験でも挑戦できる環境があること、自分次第で仕事の幅もどんどん広げていけること、更には西村先生や先輩所員とお話しする中で感じた事務所の雰囲気にも魅力を感じ、入所することを決意しました。
どんな仕事をされていますか?
今は和田さんから、意匠と商標に関する業務を中心に教えていただいています。出願から登録後まで、また、国内の案件もあれば外国の案件もあり、業務にも様々な段階があります。制度や手続等、その業務に関連する必要な知識について、必ず時間をかけて非常に丁寧に教えてくださいます。そのため、1つ1つの業務の理解も深めることができていると感じます。今はまだ、ルーティンでできる報告業務が中心ですが、知識を増やし、イレギュラーケースにも対応できるような力を身につけていきたいです。
仕事と家庭との両立のし易さはいかがでしょうか。
私は時差勤務で、8時‐17時(通常は9時‐18時)で勤務させていただいています。面接の際、子どもの保育園の送迎を夫婦で分担するため、前職では、私は勤務時間を前倒しして、迎えを担当していたことはお話ししていました。ただ、この事務所で実際に時差勤務ができるのは、業務に慣れてきた後かなと思っていたところ、勤務2日目から時差勤務することを快諾していただきました。また、どうしても子どもを保育園に送って行かなければならない日は、勤務時間を9時‐18時にずらしたりと、その時々の状況に応じて柔軟な働き方を実現していただいています。このような対応は、私1人だけに対するものではなく、西村先生は所員1人1人のことを考え、なるべく希望に沿う働き方ができるよう最大限調整してくださいます。
働くママとして、今後、事務所に期待することを教えてください。
働くママとして、1番の心配事は、子どもの急な体調不良で、いつお休みをするか分からないということです。私も、仕事に復帰して以降、幾度となく急なお休みをいただいてきました。そのため、特に毎月実施する決められたルーティン業務については、複数人で共有できるフォロー体制が整えられていると安心です。弊所も事務所メンバーに働くママが増えており、誰もが気兼ねなく休めるチームワークを築いていきたいです。 また、特に女性はライフイベントが多く、私も今は子どもが1人ですが、今後2人、3人…と増える可能性も考えられます。西村先生は、事務所の将来的なビジョンを明確にお持ちなので、長期的な視点での組織作りもしっかりしてくださると感じていますが、例え事務所メンバーが長期のお休みに入ったとしても、業務に支障をきたさない、強い組織であれたら良いと考えます。
今後の目標は?
まずは意匠と商標に関して、知識と経験を蓄え、お客様から信頼されるような存在になることが大きな目標です。そのためにも、今任せてもらえる業務に1つ1つ着実に取り組み、少しずつ任せてもらえる業務の幅を増やしていきたいと思います。また、今は基本を叩き込む時期なので、時間をかけてでも丁寧さや正確さを大切にしていますが、正確さは当たり前で、今後はスピードアップも課題です。将来的には、特許も含めて、法域を問わず様々な業務にチャレンジしてみたいです。自分次第で無限の可能性が広がるこの事務所での仕事に、大変わくわくしています。
2021年11月入所
津田塾大学 学芸学部 国際関係学科
この仕事を選んだのはなぜですか?
夫の転勤で住む環境が変わっても仕事を続けたいと思い、前職での経験を活かして在宅で翻訳の仕事をしていました。知的財産分野に携わるきっかけとなったのは、英文チェッカーとして特許明細書のチェックを委託されるようになったことです。産業翻訳の分野において、特許翻訳は特殊で敷居が高い印象でしたが、チェッカーを経て翻訳者として特許翻訳に携わってみると、明細書の内容に興味がわき、技術について調べたり、携わった分野の本を読むたびに世界がどんどん広がる面白さがありました。これからのキャリアを考えた際、自分がやりたいことは、翻訳力を高めるとともに、翻訳を通じて知的財産分野にもっと広く深くかかわることだと思い、この仕事を選びました。
入所動機を教えてください。
家庭内の環境に変化が生じつつあり、家庭と仕事を両立しながら知的財産分野の翻訳に携わり、かつ知的財産分野の知識や経験を高められる環境はないかと模索し始めた矢先に、「英語を活かして専門性を高められる特許事務&英文事務、研修制度充実」という募集内容を拝見し、探し求めていた環境はまさにこれだと直感して応募いたしました。採用面接では、所長の仕事に対する考え方や方向性に共感できる点が多々あり、また、所長や所員の方々のお話を伺うたびに、ワクワクする気持ちが芽生え、このチームの一員としてぜひ働いてみたいという意欲が高まりました。知的財産分野の業務を幅広く経験し、新しいことも吸収できて、仕事を通じて常に成長し続けられる環境に巡り合えてよかったと思います。
事務所の魅力を教えてください。
様々なバックグラウンドをもった所員の方々が、高い意識を持って仕事をしています。やるときはやる、楽しむときは楽しむ、とても雰囲気の良い職場です。所長が明確なビジョンを持ちわかりやすく示してくれるので、所員全員がお客様の立場に立って考えて行動し、同じ方向を向いて業務に取り組むことができていると感じています。コミュニケーションを大切にし、各自の進捗状況や課題を毎日全員で共有しているので、テレワークでも事務所内の動きが容易に把握できます。また、所長が所員を大切にして一人一人の状況を理解し、家庭と仕事の両立が実現できるようきめ細かな配慮をしてくれるので、とても働きやすい職場です。時世の流れにのって着実に前進している事務所であることを実感しています。
担当の仕事と今後の目標について。
現在は、翻訳業務を担当しており、主に出願書類の翻訳のチェックをしています。翻訳文の質を高められるような環境整備にも取り組んでいます。特許翻訳に求められる翻訳文の質として、訳文を完成させればよいだけではなく、各国での審査が円滑に進むような翻訳文にすることも重要であると考えており、翻訳後のプロセスを見据え、出願国に合わせた翻訳文を提供できるようになっていきたいと思います。そのためには、翻訳業務だけではなく、アシスタントとしての業務などを通じて日々勉強し、各国の制度や手続に関する知識も増やし、経験を重ねて成長していきたいと思います。
2022年10月入所
福岡大学 薬学部 薬学科
なぜこの仕事を選ばれたのですか?
大学時代に薬学に関連する仕事を調べていた際に、弁理士の仕事を知る機会があり、関心を持ったことがきっかけです。理系の知識を活かすことができ、最先端の研究の成果物である発明に数多く触れられることは、大変面白みのあることだと感じました。事務所への入所前まで、私は、知財に関わることのない仕事をしておりましたが、予てより関心を持っていた弁理士の仕事に挑戦したいという想いがありました。そのため、まずは、弁理士試験に挑戦することに決めました。仕事と勉強との両立で大変な時期もありましたが、充実した日々を過ごすことができ、令和2年度の弁理士試験に合格をすることができました。それを機に、弁理士として仕事をしていくために、この業界に転職しました。
この事務所に入ったきっかけは何ですか?
入所のきっかけは、オンラインで行われた求人フェアです。当時、私は、特許事務所での実務経験がなかったため、未経験でも挑戦できる事務所を、探しておりました。特許事務所に転職するにあたり私が特に大切にしたことは、様々な法域(特許だけではなく意匠や商標も)・技術分野・国の案件などを扱える環境があること、すなわち、多方面に挑戦できる機会があることでした。それは、私の弁理士としてのありたい姿が、一部の業務だけを行う弁理士に留まらず、知財に関わる幅広い業務を行える弁理士だからです。そして、西村先生や所員の皆様とお話をさせていただく中で、この事務所には私が求めている環境があることが分かりました。
この事務所を選んだ決め手は何ですか?
決め手は、事務所の考え方と西村先生の相手に対する向き合い方です。
まず、西村啓一国際特許事務所では、事務所の考え方が明確で、西村先生をはじめ所員全員が同じ方向を向いて仕事をしています。そして、様々な状況において、考え方が一貫しています。例えば、それは、採用の過程においても感じることができました。私は、求人フェアで、西村先生と和田さんから「事務所はうちだけではないので、他の事務所も是非見てきてください。」と伝えられました。これまでの人生において、採用側から他の求人を見ることを勧められたことがなかったので、この体験には驚きました。しかしそれは、「ミスマッチが双方の不幸となる」という事務所の考え方があってのことだということを理解しました。実際に、就職先の選択をするにあたって、他の求人も見ることは私にとって必要なことでした。結果的にいくつかの他の事務所にもお話を伺ったことで、私自身が求めていることがより明確になり、改めてこの事務所で働きたいと思いました。働く上で「何を大切にすべきか」という指標がはっきりしていることで、迷いなく行動ができます。私は、事務所の明確な考え方に、共感しました。
次に、西村先生の相手に対する向き合い方です。私は採用面接当時、沖縄に住んでおり、オンラインや直接の対面にて、計3回の採用面接を行っていただきました。実際に何度も西村先生のお話を伺ってみて、この事務所でならば、やればやるほど大きく成長ができると感じました。ただ、未経験者であったので、実際の業務を行っていけるのかという不安をどうしても拭うことができずにいました。そのような中で、西村先生は、私が不安に感じていることを推察してくださっており、私が具体的な業務内容のイメージを持てるように、沖縄まで説明を行いに足を運んでくださいました。ここまで向き合ってくれる事務所は他にないと正直思いました。
このような理由で、私は、西村啓一国際特許事務所へ入所することを決意しました。
未経験で特許事務所に入ることに不安はありませんでしたか?
正直なところ、不安はありました。私は、これまでに知財業界での実務経験はおろか、研究職や開発職といった理系の知識を深く求められる職種での経験もありませんでした。受験生であった当時は、弁理士試験に合格すれば実務に挑戦できる、と考えていました。しかし、合格していざ求人を探す段階になると、専門分野への深い理解がないと特許業務には挑戦できない、ということや、事務所によっては試用期間で解雇されることもあり得る、ということを耳にすることもありました。そのため、心理的なハードルが高く、実際にやっていけるのだろうかという不安がありました。また、入所するまでに住んでいた地域が、沖縄県であったこともあり、慣れない環境に移住する不安もありました。
その不安をどう捉えて解決しましたか?
弁理士になって幅広い知財業務に挑戦したい、という初心を大切にしました。これまでの人生を俯瞰して考えたとき、私は人一倍、選択と挑戦が多い人生であることに気づきました。そして、その選択と挑戦は、どれも最初は不安であり実際に失敗もたくさんしましたが、結果としてやってよかったと思うことばかりでした。そのため、改めて、“やってみよう”という初心を大切にしよう、と考えることができました。人生100年時代と言われている現代において、このまま何十年も後悔することになるかもしれないなら、一歩前に出てみることも必要だと思います。
また、自分の初心を大切にしようという意思を持った状態で、西村啓一国際特許事務所に巡り合えたことで、不安を乗り越えて挑戦することができました。事務所では、未経験者であっても、本人の熱意があれば挑戦する環境を与えてくださいます。これまでの経験よりもむしろゼロから学ぼうとする姿勢を見てくださり、特に最初の1年間は、「とにかく全力で吸収をしてほしい」という方針です。過去は変えることができないので、0からの挑戦を受け入れてくださることは、私にとって大変ありがたい環境でした。
当初の不安は、私自身の気持ちの整理と事務所との出会いによって乗り越えることができ、新たに挑戦することができました。
事務所に入ってみて実際のところどうですか?
すごく働きやすいです。
第一に、事務所の雰囲気がとても良いと感じています。私の特許事務所のイメージは、コミュニケーションが少なく、パソコンのキーボードを叩く音しか聞こえない、というものでした。しかし、西村啓一国際特許事務所は、良い意味で違いました。所内でコミュニケーションを取る機会(日常の業務内の会話だけではなく、お昼時間の雑談や、仕事終わりの一杯まで)も多く、和気あいあいとした雰囲気があり、そこが事務所の魅力だと感じています。そのため、実務について右も左も分からずの状態で入所しましたが、西村先生や先輩所員の皆様にも気軽に質問をすることができ、安心して業務にも打ち込めています。
第二に、状況に応じて柔軟に働けると感じています。2020年から始まったコロナ渦も落ち着いてきましたが、事務所ではテレワークを継続していく方針です。そのため、各自の状況に合わせてオフィスワークとテレワークとのハイブリッドで勤務することができます。また、勤務時間に関しても柔軟に対応してくださるので、大変働きやすく感じています。
仕事への意気込みを教えてください。
焦らず日々確実に力をつけていきたいです。現在、西村先生や先輩所員の皆様のご指導の下、出願業務や国内外の中間対応業務などを行っております。未経験で入所をしたので、毎日が新しいことの連続ですが、弁理士として仕事をしていく上ではどれも大切なことばかりです。法律・技術・語学の知識はもちろんのこと、「お客様に信頼していただくにはどうあるべきか」という考え方についても深めていきながら、堅固な土台作りをしていきます。
2023年5月入所
早稲田大学 基幹理工学部 情報理工学科
なぜこの仕事を選ばれたのですか?
大学生のときに、知的財産に関する講義を受けたことが、知財業界に興味を持つきっかけとなりました。講義を通じて、知的財産を創造し、保護し、活用し、また新たに創造するという「知的創造サイクル」を確立することが、事業拡大に繋がることを学びました。知財業界は専門的で、幅広い分野のさまざまな知識が必要とされる業界です。また、最先端の技術に触れる機会や多種多様な分野のビジネスとの関わりも多い環境で仕事ができるため、知財業界は、私にとって魅力的でした。
大学卒業後、知財の仕事ができる企業に就職し、知財部に配属されました。企業の知財部で知財業務を経験するうちに、「もっと多くの技術や製品、お客様と関わりたい」という思いが強くなり、特許事務所への転職を決心しました。
どのような特許事務所を探しましたか?
特許事務所での実務経験がなかったため、未経験でも入所できる特許事務所を希望しました。
さらに、「特許以外の法域にも携われる環境であること」「所員同士がコミュニケーションを取りやすい環境であること」を重視して、転職活動をしました。幅広い業務に携わることで得られる知見と経験を活かして、付加価値の高い仕事をしたかったからです。また、所員同士のコミュニケーションを通じて、新たな気づきを日々共有しながら業務を進めることで、お客様の期待を超えることができて、自分自身も成長できるからです。
採用面接を通じて、西村啓一国際特許事務所には、自分が重視する環境が整っていることを想像できました。そして、この想像は、入所後すぐに確信に変わりました。
この事務所を選んだ決め手は何ですか?
一つ目は、西村先生の「熱量」です。面接の際、未経験でも丁寧な指導を受けられること、素敵なお客様や仲間、やりがいのある仕事に恵まれていること、事務所はこれからさらに成長していくこと、など事務所の魅力とビジョンを詳細にご説明いただきました。また、計3回の面接を受け、面接を受ける側も働く場を選択する機会であるとのお考えから、お互いをよく知り、想像と違ったというミスマッチが生じないよう真摯に対応される姿勢も感じることができました。
二つ目は、自分と同じように未経験の人や若い人が所員として実際に活躍されているということです。他の特許事務所も魅力的な事務所ばかりでしたが、「未経験・若手歓迎」と求人情報に記載されていても、実際には若い方が少ない事務所が多く、それが大きな不安材料でした。しかし、西村啓一国際特許事務所では、未経験で入所された方々が、実際にその後活躍されています。また、2次面接の際、未経験で入所された中山さんに、入所から現在に至るまでのご経験を具体的に伺うことができ、不安は解消されました。
事務所の魅力は何ですか?
一つ目は、所員の方々が優しくて、みなさんの仲が良いところです。業務の間の雑談や、仕事が終わった後など、とても明るい雰囲気の職場です。若い方も多く、気軽に質問や相談をしやすい環境です。
二つ目は、成長できる環境が整っていることです。所長の西村先生から直々に教えていただきます。西村先生は、私の質問や疑問に対して全力で向き合い、丁寧に対応してくださいます。また、弁理士やアシスタントの方々も、私の質問に対して、「なぜそうなのか」と、理由を添えて説明してくれます。そのため、会話や質問を通じて、ロジックを組み立てることができ、より良い仕事につなげることができます。
三つ目は、事務所の将来性です。内内、内外、外内のいずれも対応可能な事務所のため、業務も多岐にわたり、面白い仕事がたくさんあります。変化を恐れることなく、事務所の運営や業務方針等をより良いものに変えていくために、柔軟に対応している事務所だと感じます。
仕事への意気込みを教えてください。
私が目指す良い仕事は、「お客様が求めていることを的確に把握すること」、「+αを提案すること」、「信頼を構築すること」で実現できると考えます。
毎日学ぶことが多く、正直頭がパンクしそうになることがあります。しかし、消化不良にしてしまっては日々の進化が望めませんし、良い仕事は実現されません。お客様のために、自分のレベルアップのために、焦らず丁寧に、目の前の業務に取り組んで参ります。
先輩方に追いつけ追い越せの気持ちで、頑張ります。
事務所に興味のある方へ一言。
新人に対しても丁寧に教えてくださり、研修制度も整っているため、未経験からでも十分活躍できます。所員の方々は優しくて、事務所の雰囲気が良いため、働きやすいです。
この事務所での仕事を通じて、一緒に成長しませんか。
特許法・実用新案法・意匠法・商標法・不正競争防止法・著作権法
主としてソフトウェア・電気・機械・化学
日本・欧州・英国・フィンランド・スイス・ノルウェー・ベネルクス・米国・カナダ・ホンジュラス・ブラジル・アルゼンチン・チリ・コロンビア・メキシコ・パラグアイ・中国・台湾・香港・マカオ・韓国・シンガポール・マレーシア・タイ・インドネシア・カンボジア・フィリピン・ベトナム・インド・オーストラリア・ニュージーランド・ロシア・トルコ・南アフリカ・ナイジェリア
少人数の事務所ですので、あなた自身の意識・能力次第で幅広い業務を経験できます。
・明朗快活な方
・責任感のある方
・積極的に仕事に取り組める方
・正確な文章を作成できる緻密な方
・相手の立場で考えて行動できる方
・書類選考
・適性試験・面接(書類選考を通過された方のみ。面接は3回程度を予定)
履歴書と職務経歴書を郵便でご送付ください。ご送付頂いた書類は返却しませんので、ご了承ください。
郵送先
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西村啓一国際特許事務所
担当 西村啓一
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